大陸の西、大西洋の東の国
ポルトガルを訪ねて '98 - リスボン、エヴォラ [2]
ポンバル公爵広場にある公爵の像。ここからリベルダーデ通りをテージョに向かって下っていこう。
飛行機をロンドンで乗り換え、リスボン空港に着いたのは既に夜も更けてからだった。 前日までは当然仕事だったし、ヨーロッパの中ではやはり一番時間のかかるロンドンまでのフライトに続いてさらに、2時間も飛行機に乗っていては疲れの方がどっときた。翌朝、鏡を見たら目が充血しているではないか。2,3日はリハビリに当てなくてはいけなさそうだ。 翌朝は、まずまずの天気。取りあえずにぎやかそうなところへ行ってみよう。エドゥアルド7世公園の一番奥からテージョ川に向かってはなだらかな下りで、左右にホテルやらカフェやらオフィスやらが続く広いリベルダーデ通りをテージョに向かって歩いていく。この通りは1755年にリスボンが大地震によって壊滅的な被害を受けた後に、復興に尽力したポンバル公爵がシャンゼリゼをまねてつくったものだという。どこでもお洒落な通りの規範はやっぱりパリなのだねぇ、とか思ったりして。青い空に並木道の木陰が気持ちいい。 |
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(13/Jun/99)
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