大陸の西、大西洋の東の国
ポルトガルを訪ねて '98 - リスボン、エヴォラ
ポルトガルも以前から、大いに行ってみたいところの一つだった。大海原を航海し500年前に日本にやってきたのもポルトガル人だし、「外来語」として定着した日本語の中にポルトガル語が起源の言葉もたくさんあることも、そういえば昔小学校か何かで教わった覚えがあるような、親しみ深い国のはずなのに、日本人の意識からずっと遠ざかってしまった国。一方で欧州通貨統合に参加したこの国は、つい先日、日経新聞を読んでいたら、現在、ヨーロッパの中では珍しく好調な経済実績を積み重ねているのだそうだ。(と思っていたら、やっぱりなんかの思い違いらしい... ) 私がそのポルトガルを訪れたのは98年の9月。ちょうどリスボンではEXPO98が開催されていて、普段とはまた違った街の表情を見せていたのであろう頃だった。昼は明るい陽ざしが降り注ぎ、夕方にはオレンジというか紫というか微妙な色に染まっていくリスボンの街並みを見ていると、とても素敵で、またいつかきっと行きたいと思うし、大陸の最西端のロカ岬から、大西洋に日が沈んでいくのも今度は見てみたいなぁ、と思ったりもするけれど(今回行ったのは昼間だったので)、今回は気に入った光景をいくつも見つけられた旅で満足度は相当高かった。 |
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(13/Jun/99)
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