Tunisian Blue
似非ヴァカンス in チュニジア '99 [17]



チュニジアの初代大統領ハビブ・ブルギバ霊廟

スースから、やはりここでもブラジル代表だとかACミランだとかいったレプリカ・ユニフォームを身にまとった子供たちと乗り合わせる列車で30分ほど行ったところにモナスティールの街がある。

ここも、海岸のリゾート地。一方で、昔から脈々と生活が続いているメディナや、モスクがあり、その上、チュニジアがフランスから1956年に独立し、初代大統領となった人の巨大な、しかし美しいドームを持つ霊廟があったりと、現在と歴史、ヨーロッパとアラブとが共存する街だ。

帰りに駅でコーヒーを飲みながら一休みしていたら、駅前を、羊をぞろぞろ連れて家路につく羊飼い(?)の姿を目にする。

なんとなく不思議な気分になる。

(10/Sep/2001)
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